アロエベラについて

アロエはユリ科アロエ属の多肉植物の総称で、500種類以上あると言われています。 原産はアフリカ大陸南部やマダガスカル島で、日本には鎌倉時代に伝わったとされます。 アロエは「医者いらず」と言われ、古代ギリシャ、ローマでは薬用として栽培されていいました。 エジプトの女王クレオパトラは、アロエベラの液汁を身体中に塗りつけてその美貌を保った、と言われており、現在も薬用・食用・美容など、幅広く活用されています。
アロエベラの「ベラ」はラテン語で「真実」を意味する言葉で、著名な植物学者リンネが、「アロエベラこそ本当に有益なアロエである」という意味で「真実のアロエ=アロエベラ」 と命名したと言われています。

宮古島のアロエは、アロエベラ

現在日本で流通している主なアロエはキダチアロエとアロエベラですが宮古島のアロエは、アロエベラ。日本で一般的に見かけたり、 家庭栽培されているアロエはキダチアロエで、寒さにも強いです。一方アロエベラはキダチアロエの10倍ほどの大きさで寒さに弱く、日本では沖縄でしか栽培できません。

共に構成成分は似ていますが、含有成分である「ムコ多糖体」がアロエベラはキダチアロエの10倍以上含まれています。  

なぜ、宮古島のアロエベラは世界一なのか?

ミネラル豊富なアルカリ性土壌
宮古島はサンゴ礁が隆起してできた琉球石灰岩の島。そのため、ミネラルを豊富に含んだアルカリ性土壌です。
ミネラルを含む風が絶えまなく吹く
海に囲まれた島には風に乗って、海水の豊富なミネラル分が飛散するので、土壌にはさらに多くのミネラルが吸収されていきます。
こだわりの土壌
地表の少ない水分と栄養分を蓄える強い生命力を持つアロエベラ本来のパワーを引き出したくましく育てるために、牛糞、サトウキビ由来の廃糖蜜など島の素材を堆肥化してこだわりの栽培をしています。
ノンストレス土壌で奇跡のアロエ
完全無化学肥料で栽培したアロエは、化学肥料や農薬でストレスをあたえられたアロエに比べると、ゲルの粘りが驚くほど強く透き通っています。ゲルの元になっている のはムコ多糖体。このムコ多糖体が驚くべき機能を持つ成分です。
世界唯一の地下ダムでエコアイランド
宮古島は長年干ばつに悩まされてきたことを生かし、降った雨水が地下の琉球石灰岩を通り浄化された水が溜まるように世界初の地下ダムを保有しています。その水は飲用水、農業用水になっています。
生産者・洲鎌さんのアロエ愛
島の素材を活かし、安心安全なアロエベラを育てるために日々、真剣に土壌やアロエベラと向き合っています。選び抜かれたアロエベラを届けるために、自然の恵みを活かしたオーガニックアロエベラを育てています。

アロエベラの効能

免疫力強化作用

免疫細胞を活性化することによって、ガン細胞を抑制する働きが高まります。アロエベラには、免疫力が過剰反応することによって起こるアレルギーを、鎮静させる効果があります。

免疫システムを正常化させる
糖鎖栄養素

「糖鎖」とは、細胞間のコミュニケーションをはかり、細胞の外の情報をキャッチして伝達する働きがあります。 免疫力アップには欠かせない栄養素です。糖鎖に劣化や異常があると、細胞が免疫細胞に情報を伝えられず、ガンの増殖を放置することになったりします。 糖鎖を構成する8種類の糖鎖栄養素のうち、アロエベラには5種類もの糖鎖栄養素が含まれます。

高血圧・動脈硬化ガンを防ぐ

アロインが血液循環を促進します。 また、ムコ多糖類が硬化した血管壁を柔らかくします。コレステロール値を減少させる効果もあり、葉酸・鉄分・銅・ビタミンB12で正常な赤血球を作ります。 その他にも、アロエベラに含まれるビタミンA・C・Eが血圧を調整して高血圧を抑えます。

抗酸化作用

アロエベラは皮膚の表面から真皮層にまで働き、肌荒れ、ニキビに効果があり、抗菌・解毒・抗炎症作用があります。また、肌をみずみずしく保つ保湿効果が抜群に高く、コラーゲン合成を高める効果があります。

ムコ多糖体の多機能性

代謝活性化作用で老化を防ぎます。細胞増殖作用・抗炎症作用・抗痒痛作用で皮膚疾患に効果的です。 ムコ多糖体は免疫力強化作用で抗がん作用を高めると言われています。また、関節部・軟骨の形成作用で関節症、リウマチなど幅広い症状に効果的です。保湿作用で高い美容効果もあります。

豊富なムコ多糖体について

アロエベラのムコ多糖体の分子量はキダチアロエ(約4万)の10倍以上の(約45万)です。さらに、有機栽培で育ったアロエベラの分子量は100万を超えるといわれております。

消炎作用

アロエベラには痛みや熱を鎮める働きがあります。そのため日焼けを防ぎ、消炎作用を高めてくれる効果があります。また、様々な実験により、アロエベラが紫外線で日焼けした肌の治療や回復にきわめて有効であることが明らかになっております。

新陳代謝効果

アロエには「亜鉛」「マグネシウム」「ビタミンB群」「アミノ酸」など、新陳代謝には欠かせない成分が含まれています。また、アロエには血行促進」「細胞の増殖を促す」働きもあることから、これらの効果がさらに新陳代謝の活性化をアップさせることが期待できます。

アロエベラに含まれる有効な栄養成分について

アロエベラに含有される健康維持に、有効な栄養素は約75種類以上。 未解明成分を含めると約300種あります。 その含有成分の多種多様から、アロエベラは有効成分の「交響楽団(シンフォニー オーケストラ)」と言われています。

酵素

    アリナーゼ、アミラーゼ、カタラーゼ、リバーゼ、オクトシドーゼ、アルドナターゼ、グリコシドブドウ糖、ラモノーゼ  

ビタミン

    ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB3、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE

ミネラル

    マンガン、カルシウム、クロム、リン、カリウム、銅、鉄、塩素、亜鉛、ゲルマニウム、マグネシウム、ナトリウム

多糖類?他

    グルコース、アロエウルシン、オーグリコシド、キシロース、アロエミチン、ウロン酸、ガラクトース、アロエマンナン、ムコ多糖類液合体、セルロース、アロクチン、ルミセン、生理活性物質、アルボランAB、リモネン、植物ホルモン、アロエチン、グルコサミン、サボニン、アロエニン、ヘキスロン酸、アロイン、アロエシン、クリサミン酸、アロエエモジン、アロエソンエモジン、クリソファン酸、ホモナタロエン、ベータババロエ、コニフェリルアルコール

生産者・工場について

TRUE ALOEシリーズで使用しているアロエベラは、オーガニック製造にこだわる、農業生産法人 株式会社シーフォーグループにて生産されております。宮古島で育ったアロエベラが持つ有効性を最大限に引き出し、加工製造・販売をしております。

アロエベラ

工場の様子

工場の様子

一つ一つ丁寧に

オーガニックアロエベラ

代表の藤原と、生産者の洲鎌さん

アロエベラを綺麗にしています

みずみずしいアロエベラ

生産者からのメッセージ

アロエの特徴といえば、ネバネバとしたゼリー成分ではないでしょうか。このゼリー成分を多糖体といい、アロエベラは他のアロエと比べても、その分子量と粘りが異なります。特に宮古島のアロエベラの粘りはとても強いのが特徴です。 多糖体は、細胞同士を結びつけたり、軟骨や関節を形成する成分とよく似た性質を持っています。そしてこの多糖体にこそ、優れた働きがあるのです。

また、この多糖体がなければアロエベラの持つ作用や効果は半減してしまうと考えられています。つまり、多糖体があってこそアロエベラの魅力は最大限に引き出されるのです。 私たちはアロエベラの生産復興による、農業農村の自然環境及び、生産農家の経営環境の改善を進め、農村の活性化を図るべく事業を開始しました。 安心安全のオーガニック製造にこだわったアロエベラをぜひ、ご堪能ください。